9/12にソフトバンクから新サービスの発表がありました。
(サービス内容についてはこちらの記事でまとめていますので、合わせてご覧ください。)
注目すべきはインターネットを毎月50GB使い放題のウルトラギガモンスター50ですが、
果たして50GBという通信料は必要なのか、
今回はその有用性を考察してみました。
50GBも使うとスマホがすぐに寿命が来てしまう!?
スマートフォンを使ったことがある方は、
実感しているかもしれませんが、
スマートフォンには寿命があります。
2年ほど使ったスマートフォンの充電がすぐに切れてしまうようになった、という経験はないでしょうか。
スマホのバッテリーの寿命は1年半
本体寿命が3年程度
だと言われています。
丁寧に使って、途中でバッテリー交換を行えば
3年ほどは使うことができると考えられています。
しかしこれはあくまでスマホを普通に、
(一般的には2〜5GB程度)使い続けた場合です。
ウルトラギガモンスターを利用して、
50GBきっちり使ってやろう!
と通信を行い続ければ、
当然、加速度的に寿命が縮まってしまうと予想されます。
単純計算で10倍の通信、5倍の利用時間があれば、
バッテリーは約3ヶ月、
スマホ本体も半年ほどで調子が悪くなってしまうと予想されます。
少なくとも、
従来の機種では50GBの通信に2年間も耐え続けることができるとは思えません。
早々にスマホを不調にさせて、
新機種への切り替えをさせることが
ソフトバンクの狙いではないか、と考えてしまいます(^_^;)
また、スマホの耐熱性能部分も懸念されます。
ウルトラギガモンスター50を利用すれば、
1日に約7時間動画を視聴することができますが、
スマホが熱くなってまともにみてられない
という状況になってしまい、こちらも現実的ではないでしょう。
テザリング機としての利用
しかし、ウルトラギガモンスター50の有効な使い方が一つあります。
それがテザリング機として利用する、ということです。
テザリングとは、
スマートフォンの電波を使って他のスマートフォンやパソコン、ゲーム機などで通信を行うことです。
いわゆるポケットwi-fiのような使い方を
スマートフォンはすることができるのですが、
今までの5GB程度の通信では心もとなく、現実的ではありませんでしが、
ウルトラギガモンスター50であれば、パソコン通信やゲームの通信も問題なく行えると考えられます。
ポケットwi-fiと比較すると、
使い放題のポケットwi-fiとしてはY!モバイルのものが有名ですが、
こちらは4,500円〜5,000円で使い放題です。
ただし、ポケットwi-fiには3日間で10GBまで、という利用制限があり、
いざたくさん使いたい!という時に使えないというデメリットがあります。
ソフトバンクではテザリング機能を追加するのに
毎月500円のオプション料がかかってしまいますが、
従来のプランであれば
加入から2年間は無料となっています。
ウルトラギガモンスター50も2年間無料となれば、
テザリング機として利用価値はあるかもしれません。
通常のスマートフォンとして利用するのであれば、
ウルトラギガモンスター50は完全に”やり過ぎ”に感じますが、
毎月50GB使い放題
外でもインターネットができる
ポケットwi-fi兼スマートフォン
として利用であれば、選択の余地はありそうです。